住宅ローンは一般的に年収の7~8倍までの借り入れが可能と言われている。
余裕を持った借り入れ(年収の5倍以下くらい)を行う人は仕組みなど知らなくても問題ない。
しかし僕のようにギリギリ(年収の8倍程度)かつ若干特殊な事例(賃貸併用住宅)の借り入れを狙う人は、住宅ローンの仕組みを把握しておくべきだ。
銀行融資課と保証会社
住宅ローンで貸し出したお金は100%保証会社が補償をしてくれる。
どういうことかというと、貸し出した人が自己破産をした場合には、残りの借金は全て保証会社が返済をしてくれるのだ。
つまり銀行は貸し出しにおけるリスクが非常に小さく、銀行融資課の審査は緩め。
気にすべきは保証会社の審査なのだ。
ただし、賃貸併用住宅のような特殊な案件においては、保証会社がOKでも銀行自体が嫌がるケースがある。その場合には銀行が審査すら行ってくれないので、事前に銀行の確認が必要。
保証会社の種類
保証会社はとある銀行の専属保証会社と、複数の銀行と取引をする保証会社の2種類がある。
後者として有名なのが、全国保証だ。
全国保証は多くの銀行で提携があるため、ここの審査に通るのであれば、住宅ローンの借り入れは可能となる
保証会社の審査は通るのか?
保証会社での借り入れ可能額はいくらなのか?
審査してみないと分からない…そう思われがちだが、住宅ローンの場合はかなり明確に基準がある。
例えば、全国保証の場合には、住宅ローンの借入可能額を明示した資料を一般公開している。
これを見ると保証会社の基準が分かり、保証料(借り入れする際にかかる費用)が高くなってもいいのであれば、年収の8倍以上も借り入れ可能ということが分かる。
まとめ
住宅ローンは投資用ローンと違い、かなり明確に借入可能条件が示されているので、銀行と話す時にはこの資料をベースに話すとスムーズに会話が進むのではないだろうか。
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