人生でお金は必要か?ざっくり計算してみる

収支確認

2019年に老後2000万円問題というものが話題になった。
「2000万円貯蓄しとかないと、老後の暮らしに困りますよ」と国が公表したことをマスコミが大々的に取り上げたのだ。

貯蓄0、年金のみで普通の暮らしができるわけはなく、これはある種当たり前の話なのだが、皆が目を背けていたことが公表されたことでざわついた。

人によって状況は異なるので、自分なりに試算してみることが大事だ。
なお、僕は自分で試算してみたところ、1億円足りなかった。
(これが不動産をやろうと思ったきっかけだったりする)

必要な資金の算出方法

必要な資金の算出のステップは、

①現在の支出額を算出
②現在の収入を算出
③将来の支出額を算出
④将来の収入を算出
⑤①~④の結果をまとめる

では一つ一つ見ていってみる

①現在の支出額を算出

ここでは費用項目にそってざっくり現在の支出額を算出してみる

一般的に、支出は以下のようなものに大別される

■固定費
住居費
水道光熱費
通信費
保険料(火災保険・生命保険など)
税金(自宅の固定資産税・自動車税など)

■変動費
食費
日用品費
被服費
美容費
交際・趣味費
交通費
教育費
医療費
特別費(旅行、結婚式など)

上記項目を一ヶ月あたりいくら使っているか算出してみると良い。
一ヶ月あたりで出しにくい項目(税金・保険料・特別費など)は、昨年実績を元に1年間分を算出してみて、それを12ヶ月で割ると大体の費用が算出できる。

その後、上記で出した金額とMoneyForwordなどで管理されている支出金額に差がないかチェックする

MoneyForwordの使い方はこちらを参照

なお、私が昔(社会人2年目の独身・子供なしの時)やった時は以下のようになった

■固定費:9.9万円
・住居費 → 8万円
・水道光熱費 → 電気・水道・ガス代:8000円
・通信費 → 携帯代、ポケットWifi代:7000円
・保険料(火災保険・生命保険など) → 火災保険:4000円
・税金(自宅の固定資産税・自動車税など) → 持ち家、自動車保有なし:0円

■変動費:13.1万
・食費 → 3.5万円
・日用品費 → 2000円
・被服費 → 時々購入するスーツ・靴代などを分割で計算:3000円
・美容費 → 500円
・交際・趣味費 → 飲み会代など:2万円
・交通費 → 電車代:1万円
・教育費 → 書籍やセミナー代など。高額な不動産セミナーは分割して計算:5万
・医療費 → 500円
・特別費(旅行、結婚式など) → 1万

固定費・変動費合わせて、23万円

②現在の収入を算出

現在の収入は、サラリーマンの場合は給与明細の手取り金額を確認する。
ボーナス支給もある場合は、ボーナス支給金額を12ヶ月で割って、1月分の金額を出す。

③将来の支出額を算出

一般的にライフステージは大きく3つに分かれる

1. 子供なし時代
2. 子供あり時代
3. 子供独立時代

それぞれで必要な金額は変わってくる。
また、子供あり時代であっても子供の年齢によって支出は変わってくる。

将来のシミュレーションはなかなか難しいがざっくり計算してみることが大事。

なお、私が昔やったシミュレーションは以下の通り(子供なし時代は現在の支出とあまり変わらないので割愛)

子供あり時代

■固定費:24万円
・住居費 → 15万円(都内のファミリーマンション想定)
・水道光熱費 → 3万
・通信費 → 3万
・保険料(火災保険・生命保険など) → 火災保険、(自分と妻の)生命保険:3万
・税金(自宅の固定資産税・自動車税など) → なし

■変動費:41.1万円
・食費 → 8万円
・日用品費 → 2万円
・被服費 → 2万円
・美容費 → 1万円
・交際・趣味費 → 4万円
・交通費 → 5万円
・医療費 → 1.5万円/月
・教育費 →
一般的に言われている教育費は、以下の通り
子供が全て国公立の場合、合計790万円→2.9万/月
子供が全て市立の場合、合計2230万円→8.4万/月
子供二人想定で、一人私立・一人国公立だとして、11.3万円

・特別費(旅行、結婚式など) →
年2回旅行(1回あたり20万):40万/年→3.3万/月
年2回実家への帰省(1回あたり12万):24万/年→2万/月
その他諸々の特別な出費(結婚式など):12万/年→1万/月

固定費・変動費合わせて65.1万円

子供独立時代

■固定費:15万
・住居費 → 10万
・水道光熱費 → 1.5万
・通信費 → 1万
・保険料(火災保険・生命保険など) → 0.5万
・税金(自宅の固定資産税・自動車税など) → 2万

■変動費:14.5万
・食費 → 4万
・日用品費 → 0.5万
・被服費 → 0.5万
・美容費 → 0.5万
・交際・趣味費 → 2万
・交通費 → 2万
・教育費 → 0
・医療費 → 3万(将来の入院等に備えた積立の意味も込めて)
・特別費(旅行、結婚式など) → 2万

固定費、変動費合わせて、29.5万

④将来の収入を算出

さて、将来の収入を考える時に大事なのは、

1. 将来の仕事の年収
2. 将来の年金金額

この2つだ。

1. 将来の仕事の収入は今から右肩上がりに増えるか、それともあまり増えないかそのあたりは自分のしごと人としての能力への信頼度合いにもよってくる。
僕はあまり信じていなかったので、現状維持で考えていた。

また、2. 将来の年金金額は、今よりも確実にもらえる合計金額は減るだろう。
将来の年金制度がどうなるかは不明だが、私は完全になくなるとは思っていないため、
・支給開始年齢が80歳~
・支給額は今と同等

という形で試算した。

年金の支給額はこちらのサイトでざっくり確認

というわけで、16万/月の年金がもらえるとした。

⑤①~④の結果をまとめる

さて、これまで調べたことをまとめてみる。
まずは将来に渡っての総収入を考えてみる。

以下のモデルで考えてみる
・年齢:30歳
・貯蓄:100万円
・手取り:500万円(額面で600万ちょっと)
・将来も給料は特に変動しない
・奥さんも働いており、自分と全く同じ額もらう
・年金支給開始は80歳から
・年金支給額は16万円
・100歳まで生きる

この場合、将来の総収入は
・貯蓄:100万
・給与:500万/年✕2人分→30,000万円
・年金:16万/月✕2人分→7,680万円

合計収入は37,680万円

次に総支出を考える。

同じく現在30歳、既婚。2年後を目処に子供を産む予定。子供は2人想定。とする

この場合、3つのパターンで考える。支出額は先程上げた私の例で考えてみる。
・30~31歳(子供なし時代):23万/月→合計552万
・32~54歳(子供あり時代):65.1万/月→合計17,968万
・55歳~100歳(子供独立時代):29.5万/月→合計16,284万

合計支出は34,804万

合計収入 – 合計支出 = 2,876万円

まとめ

というわけで、夫婦共働きで年収合計で1200~1300万くらいであれば、お金は足りる事がわかった。

しかし逆に言うとこのくらいの稼ぎがないと望んだ生活が難しいと言える。

また、旅行などに沢山行きたい場合にはこれでは足りないだろう。

自分の場合はどうか計算してみるといいのではないだろうか

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